茨城で家を建てるとき、補助金はいくら使えるのか——気になるけれど、情報が多すぎて分からない、と思っていませんか。
住宅の補助金は毎年、金額も要件も変わります。だからこの記事では、変わらない「全体像」と「茨城での探し方」を中心にお伝えします。具体的な金額や締切は、必ず各制度の公式情報で最新をご確認ください。
私は住宅営業を13年、宅地建物取引士として茨城で家づくりの相談を受けています。中立の立場で、補助金の仕組みと、注意点を解説します。
※金額・要件は変動します。契約・着工前に公式サイトや自治体窓口で必ずご確認ください。
まず全体像|住宅の補助金は「国・県・市町村」の3層
住宅の補助金は、大きく3つの層に分かれています。これを知っておくと、探すときに迷いません。
- 国の制度:省エネ・子育て世帯向けなど。全国共通で、金額が大きい
- 茨城県の制度:太陽光・蓄電池、移住・定住など。年度で内容が変わる
- 市町村の制度:定住促進・子育て・転入などの住宅取得補助。市ごとに大きく違う
大事なのは「国・県・市町村を、それぞれ別に調べる」こと。どれか一つでなく、重ねて使えることがあるからです(併用可否は制度ごとに要確認)。
国の制度(2026年度)|みらいエコ住宅2026事業
2026年度は、これまでの「子育てエコホーム/子育てグリーン住宅支援事業」の後継として、みらいエコ住宅2026事業が実施されています。新築は、住宅の省エネ区分で補助額が分かれます。
補助額は省エネ性能の区分で変わり、区分によっては年度の途中でも予算枠に達した時点で受付を終了することがあります(金額の大きい区分から埋まりやすい傾向です)。前年度からは縮小傾向で、区分・金額・受付状況は変動します。最新は必ず事業の公式サイトでご確認ください。
申請の注意として、この補助は登録事業者(住宅会社)が申請する仕組みで、施主が直接申請するものではありません。つまり「依頼する会社がこの制度に対応しているか」が、受け取れるかどうかの分かれ目になります。
茨城の市町村の補助|「定住・子育て・移住」が中心
茨城で特に見落とされやすいのが、市町村ごとの住宅補助です。新築向けでは、定住促進・子育て世帯・市外からの転入などを対象にした取得補助が、多くの市町村にあります。
金額は市により数十万円規模で、転入・同居・近居などで加算される例もあります。ただし市町村の制度は、募集期間・予算枠・金額が毎年のように変わります。「去年あった」が今年もあるとは限りません。
代表的な例:水戸市「子育てまちなか住宅取得補助金」(令和8年度)
まちなかの指定区域(三の丸・五軒・新荘・常磐小学校区の居住誘導区域など)に、子育て世帯が住宅を取得する場合が対象です。
- 補助額:住宅+土地の取得費用の2%(上限30万円)
- 加算(各10万円):多子世帯(2人目以降)/空き地・空き家・中古住宅の取得/市外からの転入
- 主な要件:契約日時点で15歳までの児童がいる/10年以上居住する意思/市税の滞納がない など
- 受付:令和8年4月1日〜11月30日(予算枠あり・達し次第終了)。申請は取得日から1年以内
- 注意:みらいエコ住宅2026事業など、補助対象が重なる制度とは原則併用不可
対象区域や要件は細かく決まっています。詳しくは水戸市の公式ページ(住宅政策課)で最新をご確認ください。水戸市以外の市町村にも、定住・子育て・転入向けの住宅補助がある場合があります。お住まい予定の市町村名で検索し、公式情報を確認しましょう。
県内の他の市町村の例(各公式ページより)
| 市町村 | 制度名 | 新築の補助額の目安 |
|---|---|---|
| 常陸大宮市 | 住宅取得奨励金 | 新築50万円+加算(転入20万・水道加入金助成など。最大89万円) |
| 常陸太田市 | 令和8年度 住宅取得促進助成金 | 新築(築3年未満)30万円+加算(転入30万・同居近居10万・子ども加算) |
| 茨城町 | 移住者新築住宅等取得補助金 | 新築30万円(転入した若者・子育て世帯が対象) |
| 小美玉市 | 若年世帯等住宅取得助成金 | 助成あり(額は公式で確認) |
| 日立市 | ひたちエコみらい住宅助成 ほか | 長期優良・ZEH水準の新築等(額は公式で確認) |
※各市の公式ページの掲載内容(令和8年度など、時点の情報)です。金額・要件・受付期間・予算枠・併用可否は変わります。最新は各市の公式ページ・窓口で必ずご確認ください。ここに載っていない市町村にも、同様の制度がある場合があります。
まずは「(お住まい予定の市町村名)+住宅+補助金」で検索し、市町村の公式ページと窓口で最新の要綱を確認するのが確実です。
太陽光・蓄電池・リフォーム系の補助
新築の本体以外でも、設備やリフォームで使える補助があります。
- 太陽光発電・蓄電池:茨城県や市町村に補助がある年度があります(予算枠・締切に注意)
- 省エネ設備・断熱リフォーム:国・自治体の制度が使えることも
- 外構・その他:生垣や雨水タンクなど、独自の補助を持つ市町村もあります
これらも金額・対象は年度で変わります。最新は各制度の公式情報でご確認ください。
補助金で失敗しないための注意点
補助金は「知らなかった」「間に合わなかった」で取りこぼしやすいお金です。次の点に注意してください。
- 着工前・契約前に確認する:工事が進んでからでは間に合わない制度が多い
- 予算枠と締切がある:予算に達すると早期終了する制度も。早めに動く
- 併用できるかを確認:国と自治体で併用可の場合と不可の場合がある
- 会社が対応しているか:国の補助は登録事業者の申請が必要。仕様(GX・ZEH水準など)に届くかも含めて確認
- 減税制度とは別もの:住宅ローン控除などの減税は補助金と別枠。あわせて確認
補助金は「会社選び」と切り離せない
見落とされがちですが、補助金を受け取れるかは、依頼する会社しだいな面があります。国の制度は会社が申請し、求められる住宅性能(断熱など)も会社の標準仕様で決まるからです。
「補助金を使いたい」なら、会社選びの段階で「この制度に対応していますか」「仕様は要件を満たしますか」と聞くことが大切です。茨城での会社選びは茨城のハウスメーカー選び、資金全体の組み方は注文住宅の予算の決め方・住宅ローンはいくら借りられるもあわせてどうぞ。
茨城で補助金を確認したいなら
「うちの土地・会社・世帯だと、どの補助金が使える?」——制度は複雑で、組み合わせも年度で変わります。
すまいのみちしるべは、茨城・水戸で家づくりの無料相談を受けています。特定の住宅会社に属さない中立の立場で、使えそうな制度の当たりのつけ方や、会社に何を確認すればいいかを一緒に整理します。会社名を伏せたままでも大丈夫です。オンラインで県外からもご相談いただけます。相談は無料で、運営はハウスメーカー側からの手数料でまかなっているため、相談される方から費用はいただきません。(補助金の可否・金額の最終判断は、各制度の公式情報・自治体窓口でご確認ください。)
よくある質問
▼ あわせて読みたい(家づくりのお金・会社選び)
まとめ
- 住宅の補助金は国・県・市町村の3層。それぞれ別に調べる
- 国は2026年度みらいエコ住宅2026事業(区分で補助額が違う/会社が申請)
- 茨城は市町村の定住・子育て・移住補助が中心。額も有無も年度で変わる
- 着工前・予算枠・締切・併用可否・会社の対応を必ず確認
- 金額・要件は変動。最終判断は公式情報と自治体窓口で
補助金と会社選びをあわせて整理したいときは、茨城・水戸のすまいのみちしるべにご相談ください。中立の立場で、取りこぼさない進め方を一緒に考えます。


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